ちょっと考えてみませんか
ちょっと考えてみませんか
秋真っ只中。
体育祭や文化祭、ハロウィンとイベントの多い秋ですが、秋といえば、読書の秋!食欲の秋!そして、勉強の秋!ですね。
ということで今回は改めて勉強に関して考えてみたいと思います。
“なんで勉強しなきゃいけないの?”
誰もが考えたことがあるのではないでしょうか。『自分のため』、『将来のため』などよく聞きますよね。でもなんだか抽象的すぎてピンとこない生徒さんも多いと思います。
なぜ勉強するのか。この疑問に対する答えは一言では言えません。答えが一つではありませんし、人によって違います。
なんだか難しいことのように思いますが、今回はSNSで話題になったある親子エピソードをご紹介したいと思います。
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中学3年生。高校受験を目前に、ストレスがピークに達していた。
半ば当たり散らすように、お母さんに聞いた。
「なんでこんな勉強しなきゃいけないの!」
お母さんは、ちょっと待っててねと、言うと部屋を出て行った。
しばらくして部屋に戻ってきたお母さんは、さっきの質問ちょっと考えてきたよ、と話し始めた。
「いま、お母さんはお客さんを相手にする仕事をやっているけど、
お店にはいろんなお客さんが来て、お話する機会がたくさんあるんだよね。
この間、戦争を経験したおじいちゃんがお客さんで来たの。
そのおじいちゃんがね、色々自分の経験を話してくれて、
お母さんは色々と考えることができたし、おじいちゃんも喜んでくれて、よかったなと思ってる。
でも、もしお母さんが学校で戦争のことを習っていなかったら、
そのおじいちゃんの話をしっかり理解することも、質問をすることもできなかったと思う。
勉強することで色々な知識を身につけるってことは、色々な人としっかり話をできるってことかもしれないなって思ったよ」
そして数日後にお母さんはまた部屋に来た。
「この間の『なんで勉強するか』っていう質問だけど、もうひとつ思いついた。
いま、お母さんは会社で働いているけれど、
毎日色々やらなくちゃいけないことがたくさんある。
やらなくてはいけないことがあるとき、お母さんはゴールさえ決まっていれば、
それをどうやりきるかは一人ひとりが考えていいものだと思うんだよね。
もしかしたら、今やっている方法よりも、はやくできる方法、もっと簡単にできる方法、
もっと楽しくできる方法も、色々あるかもしれない。
でも、知識がなければ、その「もっとよい方法」を自分で考えることができないでしょ。
だれかに言われたことをそのままやればいいかもしれないけれど、
そんなふうに仕事をするのはきっとお母さんはつまらないと思う。
だから勉強して色々な知識を持っておいてよかったなと思ってるよ」
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これはあるお母さんが見つけた“なぜ勉強をしなければならないのか”の答えです。
先ほども述べましたが、答えは一つではありません。
「自分だったら…どんなところで、どのように勉強したことが役立つのかな」
「どう活かせるかな」「活かすためには今何をしたらいいのかな」
未来を想像しながら考えるのもいいですね。
この機会に、ちょっと考えてみませんか?
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